今回は新人奮闘記ということで「賽の目しだい!!」で新人さんが初めてすごろくの舞台に関わった感想を伺おうと思います。


小道具のお手伝いをさせて頂きました、古賀剛です。
小道具に関しては「小道具奮闘記」をご覧下さい。作品が展示されています・・・

その他にはキャストの皆さんが稽古に来られない時の代役をやりました。緒方座長、松本さん、佐藤さん、殺陣では松本さん、熊谷さん、林君の手を覚えて稽古に参加させて頂きました。
代役で難しかったのは、やはり本役の方の「間」を再現する事です。人が違うと間が違って気持ちも変わってしまうので、そこをいかに本役に近づけるかが課題でした。

今回殺陣を初めて体験させていただき、基礎を学びながら、一つ一つ手をきちんと覚えて本役の方に伝えるということをしました。やはりこれも一挙手一投足、間違えられません。間違って伝わってしまうと、大怪我をさせてしまう可能性があるので、責任重大でした。

たくさん刺激をいただき、とても勉強になりました。今後に繋げていけるよう頑張ります!ありがとうございました。


弥七役でお世話になりました林竜多郎です。

入団から3ヶ月…役が決まったのが4月の終わりぐらいだったと思うので、本当に入団してすぐに役をもらったことになります。
今まで少なからず舞台の経験はあったものの、やはり環境が変われば稽古の仕方も芝居の作り方も多少なりとも違うわけで。ましてやこれだけ年齢に幅があって、超ベテランの役者さんと一緒にお芝居を作るというのは初めてでしたから、いろいろ戸惑う事が多かったです。
それでもなんとかやってこれたのは丹澤先生のご指導と、先輩方のダメ出しがあったおかげです。

それから今回は殺陣もやらせていただきました。研究所の卒業公演で刀での殺陣の経験はあったのですが、今回は棒術ということでまた全然違った所作、基本を学ばねばならず、それにも苦労しました。合間合間でも手直しをしつつ、本番に臨んでいました。それでもまだまだ全然出来ていないのでこれからもっと精進して行きたいです。

稽古の間厳しい言葉も優しい言葉もたくさん頂きました。それらを糧に次の自分はもっとよくなっているように、お客様に「お、林いい芝居するようになったなぁ」と言ってもらえるように頑張りたいと思います。ありがとうございました。

後はグランドショーでの照明もやらせてもらいました。ピンスポットを操作していたのは僕です。一曲目の「ピース!」が特に忙しく、あちこちのソロパートにスポットを当てるというのに悪戦苦闘していました。
それから松本さんに「顔だけは熟練のスタッフみたいだな」と言われました。えっと・・・褒め言葉として受け取っておきます・・・。


なるほど、これからの成長に期待ですね。以上、新人奮闘記でした!