今回もありましたよ〜!すごろく名物

ヤッちゃった!

数々のヤッちゃったことがチクリ箱に投じられていました。
それでは順番に紹介していきましょう!


まずは場当たり・ゲネでのチクリです。
ここでヤッちゃったのは
石田さん、鍵山さん、山本香織さんの3人です!
3人からはそれぞれコメントをいただいています。


まず、始めは・・・


コチラは場当たりでの殺陣のシーン。
一歩間違えれば大怪我の恐れのあるこのシーンで、
石田さんが大変なことをヤっちゃったそうです!


場当たりの時に今までにない経験をしてしまいました。
殺陣のシーンで
草履がケコミ(平台に打ち付けてあるパネルみたいなもの)に
挟まって垂直に・・・
しかも、綺麗に垂直に挟まるものだからびっくりです。
天気で言うとなんでしょうね?

でも、自分のせいではないですよ〜!
釘がほとんど打ってなかったんです。
本当ですよ!
あんまり言っていると、言い訳みたいに聞こえてくる・・・

まぁ、とにかく自分のせいではありません!
あそこを作った人が悪いんです〜。
本番じゃなくて、本当に良かったです。


※ちなみにこの写真は、桃屋の人!?
だそうです(本人談)。
チクリとは、何の関係もありません。

続きまして・・・


このシーンは本来、お鶴が小鳩を簪(かんざし)で傷つけようとしている場面。
しかし、この時お鶴が取り出したのは殺傷力の無い“くし”だったのです・・・。


大騒ぎして、人を脅して手に持った凶器が“くし”って……。
お鶴さんって意外にお茶目な人なんですね(笑)

現実逃避


そして・・・

物語も佳境に差し掛かり、およね探しに重大な助言を与えるお鷹。
本来なら、忠次郎・闇之介が去る前に引き止めるのですが・・・。

出て来ない・・、一向に出て来ない・・・。



なんとこの時お鷹役の山本香織さんは出番のことをすっかり忘れて
衣裳を脱いでしまっていたのです。
山本さんは慌てて舞台に上がったものの、時既に遅し、
ゲネを途中で止めてしまうという
異例の事態を引き起こしてしまったのです。


生まれて初めてです。
…こんな…こんな…。
涙が止まりません。

スタッフさんからも
「ゲネプロが途中で止まったのは初めてだ」と言われ…。
あの日は方々に謝りに行き、やけ酒しました。

演出の丹澤先生、
スタッフさんと行った飲み屋で
「松本」
という日本酒があるのですが、
飲みすぎて次の日は酷い二日酔いに見舞われました。

…あ、思い出しただけでまた涙が。

この経験を糧に、
次回も頑張りますのでよろしくお願いいたします。


どのチクリも取り返しがつきそうにありません・・・
山本香織さんはすごろくに新たな歴史を創ってしまいました。
本番じゃなくて良かったですね〜。

くわばら、くわばら・・・


続いては場面転換の痛恨のチクリです。
ヤッてしまったのは、林君、加藤さんです。
コチラは加害者と被害者の方からそれぞれコメントをいただいています。




まずは新人の林君。
問題は蓬莱屋の中のシーンから
店先のシーンへの場面転換で起きました・・・

暗転中、林君は貴城さんと協力して
蓬莱屋の暖簾を手前から奥へ移動させるのですが・・・


はぁ。新人なのにやってしまいました…。
よりによって松本さんから
「本番に慣れてきて危ない日だから」
と言われた直後の回だったと記憶してます。
楽屋でメイクが、タスキが…
といろいろ教えていただいていたら
時間が過ぎてたんですね〜。
きっかけの音楽が聴こえて、
「え?あれ?…ああああー!」
って全力で飛び出して行きました。
貴城さんと場面転換やるところで、
貴城さんがフォローしてくれたので
転換は大丈夫だったのですが、
もうそれはショックでショックで、
以降はすごく気にして転換するようになりました。

貴城さんに「チクリ、自己申告しておいで」と優しく促されました…。

本当にすいませんでした。

※優しい貴城さん

お次は・・・


蓬莱屋の女将おためが愛用している長火鉢。
暗転が開け、蓬莱屋での物語が始まろうとした時、悲劇が起きました!!
なんと長火鉢が前後逆に置かれていたのです!
慌てた七海さんは舞台上にいた小川さんに一言、
『逆じゃないか!!』
なんと役的にあまり関わりのない小川さんに長火鉢を置き直させたのです。
これには同じ場にいた松本さんも呆れてしまったそうです・・・。

暗転中、長火鉢を逆に置き、
この悲劇の原因をつくった犯人は・・・

加藤朗史さんです!!


※加害者 加藤さん


転換忘れて、慌ててたわけじゃないんですよ。
逆に余裕過ぎて前後の確認を忘れてしまいました。
楽屋のモニターから、七海さんの
『逆じゃないか!!』
という叫びがきこえて来た時は崩れ落ちました・・・。
皆さん、ごめんなさい!!


※被害者1 七海さん

あれは…
私が真っ暗闇の暗転中に長火鉢の前に座るシーン。
とは言え私の目には舞台の端で松本さんがわらじを脱ぎ舞台に向かってくる姿は見えているのです。
松本さんが通らないであろう場所に湯呑みを置いて準備万端。
の、はずが…
その日は、明かりが点いたら…
前後逆の長火鉢の前に座ってました。
さすがにそこまでは見えなかった…
私はない頭で考えました。火鉢を直すべきか否か…。
しかし、お客様の中には前後逆と気づいている方もおられるだろう…
私は一度裏に引っ込めるシーンがあるので引っ込んだとたんに
スタンバイしていた高宮さんに
「長火鉢が逆だあ〜!!!どうしよう〜!何かいい案ない〜?」
と泣きつきました。
高宮さんは「逆じゃないか、と直せば?」
と知恵をくれました。
「わかった〜!」と再び舞台に出たものの誰が直すの?
力持ちのおかみさん?
賽を振らなきゃやってくれない闇さん?
もう一人っきゃいない!
そういったアドリブには頼れる憎い奴、かずきに私は託しました!
いかなり振られたかずきは正に鳩に豆鉄砲状態。
今回は私との共演に何も起こらないだろうと思ってただろうに…(ーー;)
しかし、そこはかずき!
見事に対応してくれました!ブラボー\(^▽^@)ノ
しかし、松本さんからは舞台上で「そんなに大事な事?」というアドリブでのリアルダメ出し…
「大事です!」とぶっちぎったもののほんと…
トホホですわ…
加藤く〜ん、頼むよ〜〜(>_<)


※被害者2 小川さん

まさか舞台上でセット転換(長火鉢)を
頼まれるとは思いませんでした。

しかもあのシーンではボクと女将は初対面のはずなのに、
顔あわせたとたんなんとも自然に言われたんで、
ボクも自然に体が対応しました・・・

舞台は生モノですね。油断は禁物です。


※被害者3 松本さん

あの時の七海さんは、暗転開けから変でした。
出だしの台詞から浮ついてカミ気味で、
目がフワフワと泳いでました。
どうしたんだろうと思っていたら突然、
「長火鉢の向きが逆なんだよ」
とアドリブで叫び出したのです。
ストーリー上では全く必要の無い台詞で、ただ少し火鉢が逆向きだと、自分の段取りが少し変わってしまうため、
言わずにはいられなかったのでしょう。
生まれて初めて舞台上でグチられました。
日本一大人気ないアドリブだと思いました。


以上で今回のチクリ箱は終了です!
如何でしたでしょうか?
皆さん、今回もとんでもないヤッちゃったを披露してくれましたね。

次回はどんな事をヤッちゃってくれるのでしょうか?
我々もドッキドキです!

それでは皆様!
乞うご期待!!