劇団すごろく6月公演『残り香』に艶やかに花を添えた
奥寺一味をご紹介しよう!!
これを読めばキミも奥寺一味通だっ!
奥寺 祥軒
(おくでら しょうけん)
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愛称
祥軒様・奥寺殿・海原雄山(美味○んぼ)・莫山(ばくざん)先生 |
必殺技
足が悪いと見せかけての仕込み刀攻撃 大事なところで噛んで共演者をビビらせる |
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ストーリー
高利貸し。この一味の長である。 片足が不自由な為、常に杖をついて行動しているが、 稽古の序盤ではその芝居が上手く行かず、 途中で不自由な足が入れ替わったりしていた。 |
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アイテム
仕込み刀 |
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うんちく
前髪に地毛が混ざっている為前髪のみやたらクリクリしている。 湿気に弱い。 |
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メモリー
殺陣のシーンの最初で鮫蔵の名前を叫び呼び込む予定が 何回か「鮫蔵」という名前が出てこず、周囲を困らせた。 稽古で着用するため衣装部から借りていた代用品の羽織を 稽古中にビリビリに破いてしまい衣装部から雷が落ちた。 いくら祥軒と言えども衣装部には頭が上がらない。 千秋楽の一番緊迫したシーンで、仕込み刀の納刀に失敗するという 大失態を犯し、客席からも笑いが起きる。 |
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愛称
くま蔵・しゃめ蔵(「サメ」と言えない)・シャークくん |
必殺技
棒術・急所をつく |
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ストーリー
今回の衣装は、劇団員が観に行った大衆演劇で役者が着ていた衣装を 参考にして、その場にいた衣装部数名によって考えられた。 |
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アイテム
棒 |
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うんちく
名前から鮫肌かと思いきや、実はもち肌である。 ポニーテールは、七海姉さんのお気に入りである。 唯一の弱点は弁慶の泣き所(脛)。 そこ以外は無敵であるが、本番中1度だけ、 自分自身で脛を棒術により強打してしまった。 (その時はダメージがなかった事から、他の人に打たれる事にのみ弱いと思われる。) 鮫蔵役の熊谷君は、ここ何回かの公演で普通のメイクが 出来ていない。 (すっかりキモいメイクが板についてきた。) |
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メモリー
楽日のマチネ(昼)の回で武器である棒を思いっきり落とし、 せっかくのシーンをだいなしにした。 (しかし、音響さんの見事なフォローにより演出と思ったお客様も居るらしい。) 浦島に脛を打たれるのだが、 通常はぶつけるフリ・当たったフリをしている。 しかし、稽古中に1度だけ、本当に浦島の十手が 脛にあたってしまい負傷した。 倒れた伝八を上手に担ぐ為、日々、伝八役の加藤を重しに使い 筋トレに励んでいた。 「祥軒様がお呼びだぜ」という台詞が何度やっても 「お呼びだじぇ〜」に聞こえる。 (最終的には、楽屋の名前が『お呼びだJ』となっていた。 因みに、名前を書き換えた犯人は、すごろくのピーターパンこと、高宮氏である。) |
お涼
(おりょう)
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愛称
「恐い女だじぇ」 (下記参照) |
必殺技
毒針攻撃・暗器・色仕掛け |
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ストーリー
この一味唯一の女性。 お涼の衣装は、台本には「アクティブな衣装」と書かれており、 衣装部一同、頭を悩ませていた。 演出家と衣装部の話し合いの末、艶やかな着物を粋に 着こなす事となったが、どうしてもアクティブさを出す為に 殺陣のシーンで片袖を脱ぐ事になった。 |
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アイテム
毒針・暗器 |
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うんちく
愛称の「恐い女だじぇ」は、鮫蔵に名づけられた。 (鮫蔵役の熊谷が「…だぜ」と言えないという説もある) よって、こう呼ぶのは鮫蔵のみである。 |
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ストーリー
本番中に、毒針をしまい損ね、舞台上に落としてしまった。 しかも、そのまま舞台上から去ってしまい、毒針に気付いた求馬が、 暗転中に手探りで拾って事なきをえた。 出番前に楽屋で毒針を「出す」「刺す」「しまう」と一通り練習し 懐に入れて舞台袖へ向かった。 袖に着いたところで毒針をどこへ置いたのか忘れてしまい、 慌てて楽屋まで戻り、楽屋が一緒の鍵山にも手伝ってもらい探したが 結局懐に入れたままだった。 そんな事が3回ほど繰り返されていたらしい。 |
伝八
(でんぱち)
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愛称
エロ顔王子 |
必殺技
忍び足・あえぎ声 |
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ストーリー
忍び足が必殺技だが、舞台上へ出てきてすぐに、 お涼と鮫蔵にみつかってしまうドジっ子。 |
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アイテム
なし |
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うんちく
本人は自覚していないようだが、本番に入ってから日に日に メイクで描く眉毛の角度が急になってきたり 胸のはだけ具合がひどくなってきたりしており 相手役に密かに気持ち悪がられていた。 |
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メモリー
稽古中、毒針で刺されるシーンをいかに見せるかと、 お涼の代わりに様々な男性劇団員に抱きしめられ、練習をするが その度に頬を赤らめていた事から、「ホモ説」が浮上した。 毒針で刺されるのだが、気絶する直前に、 様々な迷言を残して倒れる。 「おい、ツメをたて過ぎだろう。」や、 「おい、いきなり激しすぎだろう」は代表例である。 お涼に迫られ、抱きしめられるのだが、 |
吉
(きち)
↓野口 ↓藤井
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愛称
どざえもんブラザーズ |
必殺技
痙攣・目を見開く |
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ストーリー
初めは吉は出ない予定だったが、急遽キャストがつき 初めの場に出演する事となった。 因みに吉の他に舞台転換などをする“黒子”役も勤める。 陰で舞台を支える大切な役である。 前代未聞の死体役ダブルキャスト。 |
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アイテム
筵(むしろ) |
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うんちく
稽古中は、野口も藤井も目を見開いたまま耐えていたが 野口は我慢しきれず、途中で瞬きをしてしまう。 また、藤井は我慢をしすぎて、 目がヤバイ位充血をしていた。 |
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メモリー
野口・藤井両者とも、稽古の段階から、 いかに千鶴先生や浦島達を笑わせるかを競い合っていた。 そして生まれたのが、野口は痙攣。 藤井はまぶたに目を描くというものだった。 野口と藤井が日替わりで出演するため、 千鶴先生は時々どっちが出ているのか 分からなくなってしまい 野口の痙攣に本気で驚いていた日もあった。 藤井は最終日にして、吉の役作りを、 楽屋の劇団員たちに相談していた。 |
いかがだっただろうか。
千鶴先生たちを(色んな意味で)脅かした恐怖の軍団…。
他のコーナーにもこれらの記事の詳細が載っているのでそちらもチェックしてほしい。