みそとせ!やっちゃった大賞☆

毎度恒例の「やっちゃった」人たちをピックアップするこのコーナー

今回は(幸いな事に)大事故はなかったものの、それなりにみんなやらかしちゃってます!
それではやっちゃった大賞、イッちゃうよ〜♪



1.森本剛 ケコミクラッシャー

事故現場:6場
被害箇所:橋から船着き場への階段
すごろくの公演では毎度毎度誰かがケコミ(舞台の階段の前面あるいは側面の垂直な部分の張り物)を壊すケコミクラッシャーとなります。
今回はなんと初日に、しかも一番若手の森本氏が早々にイイ音出してぶっ壊すという事案。
「オレ何かしましたか?」としらを切る森本氏
壊した瞬間、幕裏の劇団員一同で「あっ、森本やらかした!」と騒いじゃいけないのに騒いでしまいました。
大道具部部長・高宮氏曰く「だーれかやらかしそうだな〜、心配だな〜」との事。
それにしても毎公演蹴込みを壊す人のキャラクターってどこか似通ってるんですよねぇ…。
壊したその時だけは反省するようです



2.加藤朗史 社会の窓からこんにちは

事故現場:加藤朗史氏の股間
被害箇所:田中繭子氏の精神的被害
続いては、あまりやらかすことの少ない加藤氏の「やっちゃった!」です。
事件はある登場シーンでの事。下手から加藤氏、上手から田中氏が登場するという場で、二人が登場するや否や絶叫が響き渡りました。
田中「加藤ちゃん、チャック全開じゃんかよおお!」
上手の手から水が零れる
おおよそいつも冷静な田中氏の声とは思えない的確でパワフルなツッコミ。
加藤氏の黒いズボンのチャックは言葉通り全開で、中に着ていた白いワイシャツがはみでており、見事なコントラストを醸し出していました。
安心して下さい。閉まってますよ。
慌てて直すも時既に遅し。言葉を失う田中氏。
チャックを全開にしてしまった加藤氏の精神的苦痛もさることながら、それを登場と同時に目にしてしまい、
ドつぼにはまった田中氏の精神的苦痛も相当なものと思われます。ご愁傷様です…。



3.佐々木翔太、斉藤尚也 Flying Head

事故現場:9場
被害箇所:頭部崩壊
今回、殺陣を頑張った若手二人。稽古時間外も加藤氏と必死に手を覚えようと練習していました。
しかし、本番でその時は無慈悲にもやってきました。まずは佐々木翔太氏。最後の大立ち回りが一通り終わり、
「御用だ!」と松本氏はじめ、岡っ引き一同がなだれ込んできたその時、

ぽーん

頭が吹っ飛んだ。殺陣よりも激しくない動きのはずなのに。かつらと、その下にかぶる羽二重と共に頭がもげました。
そんな顔してもかつらは元に戻りません
本人曰く「この日はいつになく綺麗にかつらが付けられて、いい気分だったんですけどね…」
と言っても後の祭り。一瞬の静寂の後に舞台上も客席も大爆笑…というかドタバタ状態になりました。
佐々木氏も必死にかつらをかぶるも、もう月代(さかやき)も無いし、かつらも適当にかぶっているし、もうひっちゃかめっちゃか。
松本氏の手腕により強引に場を収め事なきを得ましたが、その後のその日のやっちゃった賞の発表で当然衆目に晒されていました。
佐々木氏は「劇団のかつら部」でもあるため、相当凹んでいたようでした。

続いて斉藤氏。その直後の回である。そしてやはり同じシーンで岡っ引きが出てくると、斉藤氏の羽二重が豪快にずれていました。
喩えるなら、某世紀末救世主の物語の某神拳で敵の頭が爆発する瞬間のアレの如く、モッコリと…。
高宮氏からの怒濤のお叱り(画像はイメージです)
そこでも松本氏から「お前、頭大丈夫か?」と的確なツッコミが入り、上手いこと事態を収拾していました。
そして斉藤氏も「かつら部員」という事で、二人揃って落ち込んでいたのは言うまでもなかった…。



4.城 キャンディクラッシャー

事故現場:大詰
被害箇所:飴、及び城氏の台詞
お芝居の世界では大楽(公演の一番最後の回)にちょっとした遊びや、いたずらをしかけたりすることがあります。

城氏の場合。

彼女は登場の際、小道具で作った紙粘土製の飴で、食べる振りをしていました。
お客様からの差し入れに可愛らしい飴細工があるのを発見した城氏は、大詰めで自分が使う飴細工を本物を使おうと目論みました。
飴細工は大きさもちょうど良く、小道具としては完璧なものでした。
果たしてその大楽、大詰。つまりは最後の最後です。
母役を務めた小畑氏から呼び込まれ、城氏が登場。その手には本物の飴。
城「もー、そんなに早く歩かないでよ〜(バリバリ)ゆっくr※*‰√〒」
飴細工は想像以上に粉々に破壊され、口の周りにまとわりつき、その後の台詞がほとんど聞き取れない状況になりました。
力技でねじ伏せました
芝居本編にそこまで影響のある台詞で無かったのが不幸中の幸いでしたが、
貴重な自分の台詞を自分のちょっとした下心で潰してしまいました。
本人はさほど気にしていなさそうでしたが、なかなかのやらかしようであった事はご覧になった皆様ならお分かりでしょう…。



いかがでしたでしょうか。地味なものから派手なものまで様々であります。
ここで伝えても伝わりにくい「やらかしちゃった事」もたくさんあります。
言い訳するわけではありませんが、役者が必死にやった結果であることを、生暖かい目で見守って頂ければと思います。