皆さんどうも!
今回御来場下さった皆さん!ありがとうございます!!小林範雄です。 以前、稽古場日記でも軽く触れましたが、 『風光る』にて私の身に起きたビッグイベント、 芝居を見た方は御存知でしょうが、 私が今回演じた、徳蔵のドクロの復元後の頭の制作レポートをお送り致します。
それでは、いよいよ制作開始です! 最初は布状の石膏を顔以外の部分にペタペタ貼っていきます。 それが終わると、とうとうデスマスク部分に!! 何度かの剤の配合調整の後、いよいよ顔に塗る時が来ました。 しかもこの剤がすぐに固まってしまう為、時間との勝負です。 一気に僕の顔に流し込んだ為、心の準備はともかく、 顔の準備がギリギリになった為に、 半笑い状態で、しかも口が微妙に開いてしまい、 流れ込んでくるのを防がなくてはなりません。 その間も小道具部の皆さんは、容赦なく僕の顔に塗りたくります。 そして鼻にも入ってきそうになり、必死に鼻息で出しました。 あの時ばかりは、一瞬死を覚悟しました。
し・か・し!!
数日後完成した自分の顔を見たときは、 なんとも言えぬ微妙な気分になりました...。 だって、そっくりなんだもん!! ところが、公演が終了した後日聞いたのですが、 実は本番中、僕の復元顔が出た時に 失笑ともつかぬ笑いが起きたとか...。 そこは笑うところじゃないでしょー!!あんまりだー!! そして、小道具部の皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございます。 |