さて、今回もお話を盛り立ててくれる
道具たちを製作して下さった、
小道具部さんのお話を聞いてみましょう!
今回は何と言っても、
座長演じる千造が営むそば屋の屋台!
えっ、これ小道具なの!?
と聞いてしまいそうですが、
すべて小道具部のお手製です(◎0◎;)
これは色んな話が聞けそうですね〜〜
早速行ってみましょう!!




どうも、蕎麦屋の屋台をあらかた製作しました
熊谷です。
まず最初に取り掛かったのは、現物を確認する事でした。
どんな物かよくわかってなかったので・・・

深川にある資料館までドライブがてら
原付で行って、
いろんな角度から写真を撮って来ました。

次に取り掛かったのが図面。
演出さんからは、

劇場で取り回し易く、なおかつ持ち運びがそんなに大変ではなく、
分割して運び入れし易くして欲しいとの要望・・・。


あれこれ考えた結果、
実物よりも2回りくらい小さい縮尺、
土台×2と屋根、そして担ぎ棒の4パーツ構成でいこうと決めました。


製作段階で大変だったのは、劇団にある材木の量が足りなかった事でしょうか。
今回は友達に車を何度も出してもらって手伝って貰いました。
この場を借りてお礼を言います、
ありがとう!!

実際に製作したのは深夜(笑)
だってそこしか空いてないんですもの・・・。
最初は元気なのですが、明け方近くになると寸法の計算が出来なくなったり、
何やってるんだか分からなくなったり。
テンションだけは無駄に高かったのでそれで乗り切った感じです。


製作を始めてから3回目か4回目の深夜だったでしょうか?
八須賀くんが手伝いに来てくれて有り難かったです。


土台下部分の装飾でベニヤを3分の1だけ重ねて貼るという作業があり、
それがめんどくさいなぁ、なんて思ってた矢先でしたので。
その時の
八須賀くんがなんとも頼もしかった事か(笑)


仕上げの色塗りには
八須賀くんの他に本井さん七海さんも手伝ってくださり、


(小道具の古賀くんは風邪でダウンしてました(泣))
なんとか仕上げる事ができました。
皆さんが色塗りをしている最中、私は障子部分の格子作り。
結局色塗りまでに間にあわず、色塗りと同時進行で製作してました。
後は障子を貼って、引き出し式の台を付け足したり、


本井さんが箸入れや湯切り網を作ってくださったり、



皆さんのご協力で完成する事ができました!!


劇場に入ってからは看板に明かりを入れたり、湯気を演出する為に加湿器を仕込んだりと、
なんだかんだで結構大変でしたね(笑)


劇団員の皆やスタッフさんに好評だったのが嬉しかったです。



いやー紆余曲折あったようですが、無事完成してよかったです!
本当に小道具部さんには頭が下がります(@ ̄□ ̄@;)
次回も、小道具部の活躍をお楽しみに!